摂食障害の過食嘔吐、恥ずかしながら自分が摂食障害ということに気がついたのは20年経過してからだ。食べて吐く、それは太りたくない太ってはいけない、食べて吐くと精神的に落ち着く、そういったことで食べなくなればいつでも治せると思っていた。

自分だけは違うと思っていた。うつ病の両親のもとに生まれ、うつ病になりたくないと思って気を張って生きていたつもりで、自分が精神疾患だと認めたくなかったし、絶対にならないと思っていた。

しかし、アルコール依存、うつ状態、希死念慮が常に消えない自分はおかしいのではないかと思いアダルトチルドレンだと知人に指摘され、摂食障害も認めようと思ったのが20年経過していた時。それまでは食べて吐く行為自体に罪悪感しか無く精神疾患であることはわからなかった。



難病指定の摂食障害・過食嘔吐で失うもの20年以上の経験談より


今はネットでたくさんの情報があるしテレビでも摂食障害や過食嘔吐、うつ病などの情報収集がしやすいと思うけど、当時の私は中学校のときはダイエットの一環だと思っていたし高校時代はバイトの掛け持ちで本もテレビも観ることもなかったしネットもなかった(笑)

社会人になり昼も夜も働き、知人の肩代わりをした借金も抱えそういうことに追われて過食嘔吐はなんというか高校の頃かの癖で当たり前の日常だったし、体に負担があるものだとは全く思っていなかった。若いし未来が見えないしね。誰も注意しないし相談もしないし、バリバリ仕事してこっそりバクグイしてという日々。

で、その間に失ったものを。

・お金
・時間
・友達
・信頼
・自信

これは絶対的にいえる。過食嘔吐をしていなければお金も使わないし時間も割かない、友だちと会う時間もあるし、ゆとりもある。でも過食したいがために約束を守れなかったり、途中で帰りたくなったり、過食している姿に自己嫌悪になったり(食べは気がもったいなく失礼という意味で)

顔も気持ち悪いほどむくんでからだは細いのに顔だけがでかい。

・歯がぼろぼろでなくなる(⇒治療費もかさむし病院の時間も必要)
・尿蛋白、低カリウム、低血糖(⇒体力がない)
・脳の萎縮(⇒まともな思考にならないネガティブになる)
・排卵障害(不妊症⇒子供が出来ない)
・髪の毛が抜ける(円形脱毛で人前に出たくなくなる)
・肌の潤い(肌も髪の毛もバサバサで若さを失う)
・彼氏や友達との外食(嘔吐したいので帰りたくなる)
・人との旅行(過食嘔吐したいので一緒に人と過ごせない)
・家族や友人の祝い事などにお金が使えない(働けド過食費に消える)

ざっとあげたけど、失うものは本当に多く、過食嘔吐さえしていなければ連鎖的に失うものが無かったのにと思う。もちろん過食嘔吐で得た快楽やストレス発散のおかげで犯罪や自殺をしなくて済んだかもしれないし食べている間だけは幸せだった。得るものはあっただろう。

でもそれ以上に失う損失のほうが多いので、治療は早ければ早いほどいいと思う。本当に、本当に過食嘔吐は恐ろしい病気。今は過食嘔吐を多重嗜癖でロト依存になっているけど、食べるのが怖く拒食気味。拒食も脳に栄養がないため思考がおかしくなる。でも、食べることも出来ない。普通に食事することが出来ない。

若いときは治ると思っていたし、普通に食べたければ運動したらいいやとか軽く考えていたけども、やってみても食べ物の呪縛から抜け出せない。今でもずーっと食べ物に支配されているし、火がつくとすぐに過食嘔吐に戻ると思っている。薬物のように、今日も使わなかった(吐かなかった)明日も頑張ろう、という繰り返し。

過食嘔吐は辞める気がない人もいるし自分も辞めるつもりがなかった。楽しみを奪われるのが嫌で病院に行くこともしなかった。だからこそ、言える、、、一時の快楽のために長い間苦しむことになるよっと。

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