恋人や子供が難病で余命が僅かだと知ったら?できなくなることがどんどん増え、身体機能も記憶も失っていくとしたら…。

吉高由里子さんと林遣都さんが恋人役として、難病を発症した女子大生・美丘と、彼女に恋をした太一の13か月間の恋の物語

石田 衣良 美丘 (角川文庫) 文庫
が原作の『美丘-君がいた日々-』(みおか きみがいたひび)のタイトルで、2010年7月10日から放送されたドラマをみた。

吉高由里子さんの美丘でアドラー心理学をきちんと知る


クロイツフェルト・ヤコブ病を患った吉高由里子さん演じる大学生の美丘。自分の命に限りがあると受け入れ毎日の瞬間を大事に全力で生きる姿に、同世代からは誤解されそうになりながらも、家族や恋人に支えながら友情の絆も結んでいく。

ドラマ後半で、美丘と太一はできる限り一緒にいる時間がほしいと家族の反対からの説得により、同棲をはじめて介護生活を送る覚悟を決めた。

その引っ越しの手伝いに来た友達と共に今年最後かもという海にでかけ、自殺願望がある高校生を前に、自分が死んでしまう病気だから死ぬなら命を頂戴といいながら高校生に生きることを説得することで

結果、友達にも病気を告白することになり、周りの協力を得ながら、自分の足で歩けなくなっったり記憶障害が起こったり、つらい思いをしながらも愛を持ち、愛を与えられ未来をみようとするもの。

毎話泣いてしまうんだけど、ドラマの中で学ぶことがたくさんある。

例えば記憶障害と身体機能の低下というのは、脳梗塞を患った母と症状的には同じだった。これからも後遺症に苦しむ母が認知症との境目がつかなくなった時に、暮らしていく工夫を知ることが出来た。アタリマエのことではあるけど、

収納物にはメモを貼る
人の顔写真と名前のノートをつくる
日常生活の介助
記憶障害が起きても責めないこと

などなどわかってはいるけど客観視したらこのように愛情を持ってすることが出来ていない。こては親子のもともとの関係でもあるけど。

あと美丘が家族旅行に逝く際に、母親の真矢みきさんと同じ布団で抱き合って添い寝するところ。これは絶対に自分にはないことなので複雑な気持ちで見てしまったし、私は母にはここまでできないけど、本当に、介護や介助って普段からの家族の愛や接する距離感などがとても大事なんだなって思う

恋人や配偶者や子供に優しく介助ができても、親にはやはり出来ないというか、とても勇気を持って違和感や義務感を持ってしている部分が正直ある。体が触れることも嫌だし、隣に座ることも嫌な自分が今後母の寝たきりの介護ができるかと思うととても不安だから今のうちに様々な精神的な障害を振り払おうと思いながらも観ることが出来た。

で、美丘が大学で授業を受けたいという時にの講義の中に、

アドラー心理学

について先生が話をしていた。今までアドラー心理学というのは真剣に読んだこともないし、とても売れた本、
嫌われる勇気 自己啓発の源流「アドラー」の教え [ 岸見一郎 ]

の存在はしっていたけど香里奈さん主演のドラマでを先に観た時にあまり惹かれなかったので読んでいなかった。でも美丘をきっかけに読んでみたいと思った。

触りだけ得た情報では、人間の行動は、すべて対人関係に影響を及ぼし、人が抱える悩みは対人関係にある、過去を抱えるのではなく、過去も一線上として、自分が目的のためにどう向かうか、足りないもの(劣等感)をどう補填するか、他力本願ではなく自分で決断すること、、、など一番腑に落ちたのは

共同体感覚が発達している人は、自分の利益のためだけに行動するのではなく、自分の行動がより大きな共同体のためにもなるように行動する。なぜなら、人間は社会という網の目の中に組み込まれている(Social embeddedness)からである。

それに対して、共同体感覚が未熟な人は、自分の行動の結末や影響を予測することをやめて、自分の利益だけしか目に入らないようにする。仮に、極端に自分の利益のことだけにしか関心がない人がいるとしたら、その人は自分の利益になる場合にだけ、他人と協力する/他人を利用しようとするだろうと想像される。そうすると、他人が自分を必要とする場合というのは、他人がその人自身の利益になる場合にだけということになり、安心して所属することが難しくなるだろう。このようにして、共同体感覚の未熟な人は、所属に問題を抱えやすく、不幸な人生を送ることになりやすいことになる。

https://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%82%A2%E3%83%89%E3%83%A9%E3%83%BC%E5%BF%83%E7%90%86%E5%AD%A6 より。

こういうのって生きてて自然に身についてきたから本で勉強するでもないと思ったけど、なんというか、文字になっていたら、今まで人のために生きてきた自分は自分で選んだ自覚があったけど、他人から見るとバカげたことだった。

人のためにそこまでして馬鹿じゃない?自分を大切にしなよと何度もいわれた。しかし、他人のことばかりで自分のことがおろそかでもそれは不幸ではないんだと思えて涙が出た。




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