先日あなたの子供を辞めました [ 中井宏美 ]を読んだ

父親は刑務官、母親は過程が複雑な子の保育士をしている過程で育った4人姉弟の長女が虐待を受けてきた手記。

読んでいると辛くなり一気に読んでしまったのでその感想を。



あなたの子供を辞めました。母親から虐待を受けた少女の手記


次女との差別を受けながらも母親に認められたいと頑張る長女(主人公)母親の愛情を確かめたくて母親に気に入られようと努力するも全て否定、暴力で片付けられる。

それでも母親に認められたくて母親の顔色を伺うも気持ちを読み取れず苦悩する。反面妹は母親を喜ばせることがうまい。弟は弟で母親にバカだとか罵られて育つ。

そんな家を飛び出すも母親の呪縛があり、苦悩する。それを埋めるかのように男性と付き合うもなかなかうまくいかない。

母親が喜ぶであろうと思った教師の仕事につくも認められず、なりたくてなったわけでもなく母に喜んでもらいたい為だけになった仕事が長続きしない。走行しているうちに精神安定剤に頼るようになり休職からの退職。

でも最終的に良い男性と出会いその家族の温かみに触れ、最終的に母親との断絶を決行し、カウンセリングの先生の言うとおりに手紙を書いて最後の決断をする。その返事が自分都合の母親の文面で、世間体や自分の立場を一番気にする人間で娘にあてるというよりは、

娘の家族が読むことを想定した見栄が詰まった内容だった。それが引き金と決定打になり旦那様も味方になってもらい縁を切る意志を強め音信不通になる。

弟や父、妹とも連絡を取らず、しばらくして結婚をしていた妹と久しぶりに連絡を取り、母親はうつ病になってしまったことを知らされるという結末。

父と母は職業上、問題を抱えた人達と接することもあり一般的な過程との価値観がズレてしまっていることもあることに加え、母親もアルコール依存症の父親に育てられ実はアダルトチルドレンだったということが最後にわかる。

母親から虐待され続けていても、愛される子にならねばという呪縛……。幼いころから、母親に殴られ、罵倒され、自殺しろとまで言われてきた著者。それでも、愛されないのは自分が悪いからだと思いこみ、悩み葛藤した地獄のような日々を過ごす。やがて、成長し、家をでても、いつまでも追いかけてくるトラウマは彼女の人生を蝕んでいく。そんな少女が見つけた“絶縁”という希望。今もどこかで起きている悲劇! 被虐者たちへ贈る感動と救いの実話。

この著者は、最後まで母親と縁を切ってよかったと綴っている。親子といえども離れる判断はありだと書いていた。子供のうちは辛くて死にたい日々だったけども乗り越えたからこそ、

今つらい状況の人も死なずに乗り越えておとなになって自分で道を開いてほしいと訴えている。この著者はそう出来たきたからいいけども、そこにたどり着くまでに自堕落的な生き方になることが多い。

親の虐待で自殺したり心が死んでしまう前に何かしらのヒントや前に踏み出すきっかけになれば良いと思う。

個人的に子供の頃の感情の部分はおとなになってから付け加えてことが多いように思う。子供の頃にハッキリとここまでの意志があって行動できたようには思えない。

もし思っていたらそれは凄いことだと思うし、わかっていたから生きれたんだと思う。一般的に毒親との関係が原因ということがわからないから自殺したり道を踏み外すので…。

自分もアダルトチルドレンだと気がついたのはここ最近だし子供の頃や社会人になっての生きづらさが母親が原因だったことなんて思わなかった。だからこの本を読んで子供の頃にここまで母親に認められたいと強く意識的に育ったかどうかの部分だけは自分ではわからないので共感は難しい。

というか、本位書いているようにリアルタイムに思春期の頃に母親との関係の問題に対しこんなに理解できているのが事実であれば、比較的悩みに対する解決策の答えや縁を切る回答が見つかるのが早かったんだと思う。

ただ、自分の生きづらさが親が理由ということがわからなかった人も、おとなになってからこそ読むと気づきを得ると思うし、虐待された子供に接する仕事の人や恋人がアダルトチルドレンであれば理解してあげることにつながるのではないかと思う。読んでみて。

あなたの子供を辞めました [ 中井宏美 ]




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